諫早市議会 2022-09-07
令和4年第4回(9月)定例会(第7日目) 本文
異議ありませんので、
議案第48号は、
久保田美樹氏の推薦に異議なしと決定いたしました。
次に、日程第3、「
意見書案第1号及び
意見書案第2号」を
一括議題とし、
提案理由の説明を求めます。
まず、
意見書案第1号、
湯田清美議員。
26
◯湯田清美君 登壇[ 204頁]
意見書案第1号「ゆたかな学びの実現・
教職員定数改善を図るための2023年度
政府予算に係る
意見書」について、
諫早市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。
提出者は私、
湯田清美、
賛同者は
中村太郎議員、
森和明議員、
福田美子議員、
西田京子議員、
松本正則議員、
北島守幸議員、
林田保議員、以上いずれも
教育厚生委員会委員でございます。
それでは、
意見書案を読み上げ、御提案とさせていただきます。
2021年の
法改正により、
小学校の
学級編制標準は段階的に35人に引き下げられるものの、今後は、
小学校に留まることなく、
中学校での
早期実施も必要である。加えて、きめ細かい
教育活動を進めるためには、さらなる
学級編制標準の引き下げ、少
人数学級の実現が必要となってくる。
萩生田元
文部科学大臣も、
改正義務標準法に係る
国会答弁の中で、30人
学級や
中学校における少
人数学級の
必要性についても言及している。
学校現場では、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、
子どもたちのゆたかな学びを保障するための
教材研究や
授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっている。また、
新型コロナウイルス感染症対策に伴い新たな業務も発生している。ゆたかな
学びや学校の働き方改革を実現するためには、
加配教員の増員や
少数職種の
配置増など
教職員定数の改善が不可欠である。
よって、国会及び政府におかれては、
地方教育行政の実情を十分に認識され、地方
自治体が計画的に
教育行政を進めるため、下記の措置を講じられるよう強く要請する。
1
中学校での35人
学級を早急に実施すること。また、さらなる少
人数学級について検討すること。
2
学校の働き方改革・長時間
労働是正を実現するため、
加配教員の増員や
少数職種の
配置増など
教職員定数の改善を推進すること。
3
自治体で国の標準を下回る「
学級編制基準の
弾力的運用」の実施ができるよう
加配教員の削減は行わないこと。
4 教育の
機会均等と水準の
維持向上を図るため、
地方財政を確保した上で
義務教育費国庫負担制度の
負担割合を引き上げること。
以上、
地方自治法第99条の規定により提出する。
令和4年9月22日、
諫早市議会。
提案理由は、
子どもたちのゆたかな学びの保障及び
教職員定数の改善による
学校の働き方改革を実現するために要望するもの。
以上でございます。議員各位の御賛同よろしくお願い申し上げます。(降壇)
27 ◯
議長(林田直記君)[ 205頁]
次に、
意見書案第2号、
森多久男議員。
28 ◯
森多久男君 登壇[ 205頁]
意見書案第2号「
地方財政の充実・強化を求める
意見書」について、
諫早市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。
提出者は私、
森多久男、
賛同者は岩竹洋一議員、青山昭広議員、谷澤和浩議員、島田和憲議員、相浦喜代子議員、中野太陽議員、南条博議員、以上いずれも総務
委員会委員でございます。
それでは、
意見書案を読み上げ、御提案とさせていただきます。
現在、地方
自治体には、急激な少子高齢化の進展に伴う子育て支援、医療・介護など社会保障制度の整備、また人口減少下における地域活性化対策、脱炭素化を目指した環境対策、行政のデジタル化の推進など、極めて多岐にわたる課題への対応が求められている。しかし、現実に地域公共サービスを担う人材は不足しており、疲弊する職場実態にあるなか、新型コロナウイルス感染症や近年多発している大規模災害への対応も迫られている。これらに対応するための
地方財政について、政府は「骨太方針2021」において、2021年度の地方一般財源水準を2024年度まで確保するとしているが、それをもって増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安がある。
このため、2023年度の
政府予算と
地方財政の検討に当たっては、コロナ禍への対応も勘案しながら、歳入・歳出を的確に見積もり、
地方財政の確立を目指すよう、以下の事項の実現を強く求める。
記
1 社会保障の維持・確保、防災・減災また脱炭素化対策、地域活性化に向けた取り組みや、デジタル化対策など、増大する
地方公共団体の財政需要を的確に把握し、それを支える人件費も含めて、十分な地方一般財源総額の確保を図ること。
2 子育て、地域医療の確保、介護や児童虐待防止、生活困窮者自立支援など、急増する社会保障ニーズに対応できるよう社会保障経費の拡充を図ること。また、これらの分野を支える人材確保に向けた
自治体の取り組みを十分に支える財政措置を講じること。
3 地方交付税については、本来の役割である財源調整機能と財源保障機能が適切に発揮されるよう総額を確保するとともに、財源不足への対応については、臨時財政対策債によることなく、法定率の引上げなどにより所要額を確保すること。
4 都市
自治体が地域の実情に沿ったきめ細やかな行政サービスを持続的に行うとともに、人口減少を踏まえた地方創生に積極的に取り組むため、地方が担う事務と責任に見合う一般財源を充実確保する観点から、偏在性の少ない地方税体系を構築すること。
5
新型コロナウイルス感染症対策として、引き続きワクチン接種体制を確保するほか、その他の新型コロナウイルス対応事業を加え、地域経済の活性化などを踏まえた十分な財源措置を図ること。
6 「まち・ひと・しごと創生事業費」として確保されている1兆円については、持続可能な地域社会の維持・発展に向けて恒久的な財源とし、その拡充を含めて検討すること。
7
自治体業務システムの標準化に向け、地域デジタル社会推進費に相当する財源を継続して確保するなど、十分な財源を保障すること。また、デジタル化が定着化していく過渡期に生じる行政需要についても、人材・財源を含めた対応を行うこと。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき、
意見書を提出する。
令和4年9月22日、
諫早市議会。
提案理由、現在、地方
自治体には、急激な少子高齢化の進展に伴う社会保障制度の整備や行政のデジタル化の推進など、極めて多岐にわたる課題への対応が求められていることから、2023年度の
政府予算と
地方財政の検討における、
地方財政の充実・強化を求めるもの。
以上でございます。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(降壇)
29 ◯
議長(林田直記君)[ 206頁]
これより、
意見書案ごとに
質疑に入ります。
まず、
意見書案第1号「ゆたかな学びの実現・
教職員定数改善を図るための2023年度
政府予算に係る
意見書」に対する
質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
30 ◯
議長(林田直記君)[ 206頁]
なければ、これをもって
意見書案第1号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
意見書案第2号「
地方財政の充実・強化を求める
意見書」に対する
質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
31 ◯
議長(林田直記君)[ 206頁]
なければ、これをもって
意見書案第2号に対する
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております
意見書案第1号及び
意見書案第2号につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
32 ◯
議長(林田直記君)[ 206頁]
異議ありませんので、
意見書案第1号及び
意見書案第2号は、
委員会への付託を省略することに決定いたしました。
討論受付のため、しばらくこの場で休憩いたします。
午前11時11分 休憩
午前11時11分 再開
33 ◯
議長(林田直記君)[ 206頁]
休憩前に引き続き、
会議を開きます。
これより順次、
討論、採決いたします。
まず、
意見書案第1号に対する
討論に入りますが、
討論の通告がありませんので、これをもって
討論を終結し、採決いたします。
意見書案第1号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
34 ◯
議長(林田直記君)[ 206頁]
異議ありませんので、
意見書案第1号は、原案どおり可決されました。
次に、
意見書案第2号に対する
討論に入りますが、
討論の通告がありませんので、これをもって
討論を終結し、採決いたします。
意見書案第2号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
35 ◯
議長(林田直記君)[ 206頁]
異議ありませんので、
意見書案第2号は、原案どおり可決されました。
次に、日程第4「
報告第13号から
報告第15号」までの
報告3件を
一括議題とし、
報告ごとに説明を求めます。
まず、
報告第13号。
36 ◯企画財務部長(岩本 広君)[ 206頁]
報告第13号「
令和3年度諫早市土地開発基金の運用状況について」御
報告いたします。
別紙により御説明いたしますので、次のページをお開きください。
1、総括表でございます。決算年度中における基金による貸付金及び土地の取得につきましては、実績がありませんでしたので、記載のとおり年度中における増減はなく、決算年度末現在高は3億円でございます。
次のページを御覧ください。
2、原資につきましても、決算年度中の増減はございません。
3、運用状況につきましては、運用後の実績がありませんでした。
4、運用益金及び5、運用益金の処理につきましては、基金から生じました預金利子2,557円を一般会計の財産運用収入に繰り出しております。
以上、簡単ではございますが、
報告第13号の説明を終わります。御了承賜りますようよろしくお願いいたします。
37 ◯
議長(林田直記君)[ 207頁]
次に、
報告第14号。
38 ◯教育次長(後田一光君)[ 207頁]
報告第14号「
令和3年度諫早市奨学金貸付基金の運用状況について」御
報告いたします。
次のページの別紙をお開きください。
まず、1、総括表は、
令和3年度中の増減を記載しております。年度中に100万円を増額し、年度末残高は5億100万円となっております。
次に、2、債権は
令和3年度中に納期が到来したものは、償還額が4,198万5,900円、未償還額が467万7,900円です。
前年度の未収金は、償還額が669万8,000円、未償還額が1,527万200円でございます。納期未到来のものは、
令和3年度の新規貸付分2,542万円が増え、繰上償還されました135万円が減となり、年度末現在高が2億3,952万4,400円となっております。これらを合計しました債権の年度末現在高は2億5,947万2,500円でございます。
次に、3、現金でございます。
収入は、前年度繰越金、償還元金、一般会計繰入金、運用益金の4つで、一般会計からの繰入金の100万円は御寄附によるものでございます。
支出は、貸付金と運用益金の一般会計の繰出金で、収入から支出を差し引いた現金は2億4,152万7,500円となっております。
次のページをお開きください。
4、原資は、
令和3年度に100万円を繰り入れましたので、年度末現在高は5億100万円となっております。
次に、5、貸付及び償還状況は、
令和3年度中に貸し付けた貸付対象人員が83人、貸付額は2,542万円でございます。償還対象人員は371人で、償還額が5,003万3,900円でございます。
なお、月ごとの貸付額と償還額は、表に記載のとおりで、貸付は年に3回、7月、8月、12月に行っております。
償還につきましては、月賦、半年賦、年賦の方法の中から選択できることとなっております。
次に、6、運用益金と7、運用益金の処理につきましては、
令和3年度中に生じた預金利子を運用益金として一般会計に繰り出したものでございます。
以上で、
報告を終わります。御了承賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
39 ◯
議長(林田直記君)[ 207頁]
次に、
報告第15号。
40 ◯健康保険部長(村川美詠君)[ 207頁]
報告第15号「
令和3年度諫早市国民健康保険高額療養費貸付基金の運用状況について」御説明いたします。
次のページの別紙の1の総括表を御覧ください。
決算年度末現在高は、貸付金が43万7,000円、現金が756万3,000円、合計800万円でございます。
貸付金の内訳につきましては、2の貸付金に記載しておりますとおり、
令和3年度の新規貸付額383万円に対し、償還額は367万1,000円でございますので、決算年度末貸付残高は43万7,000円となります。
次に、現金につきましては、3の現金に記載のとおり、収入としましては前年度繰越金が772万2,000円、償還元金が367万1,000円、運用益金が64円、計1,139万3,064円でございます。
支出としましては、新規貸付額が383万円、運用益金の一般会計繰出金が64円、計383万64円でございますので、収入から支出を差し引いた差引残額は756万3,000円となります。
次のページの4の原資につきましての増減はございません。
以下、5の貸付及び償還状況、6の
令和4年3月31日における貸付状況及び7の運用益金の処分につきましては、記載のとおりでございます。
以上、簡単ではございますが、
報告第15号の説明を終わります。御了承賜りますようよろしくお願い申し上げます。
41 ◯
議長(林田直記君)[ 208頁]
これより
報告ごとに
質疑に入ります。
まず、
報告第13号「
令和3年度諫早市土地開発基金の運用状況について」に対する
質疑に入ります。
質疑のある方は、挙手をお願いします。
(「なし」と言う者あり)
42 ◯
議長(林田直記君)[ 208頁]
なければ、これをもって
報告第13号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
報告第14号「
令和3年度諫早市奨学金貸付基金の運用状況について」に対する
質疑に入ります。
質疑のある方は、挙手をお願いします。
(「なし」と言う者あり)
43 ◯
議長(林田直記君)[ 208頁]
なければ、これをもって
報告第14号に対する
質疑を終結いたします。
次に、
報告第15号「
令和3年度諫早市国民健康保険高額療養費貸付基金の運用状況について」に対する
質疑に入ります。
質疑のある方は、挙手をお願いします。
(「なし」と言う者あり)
44 ◯
議長(林田直記君)[ 208頁]
なければ、これをもって
報告第15号に対する
質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております
報告第13号から
報告第15号までの
報告3件につきましては、以上の
報告をもって御了承願います。
次に、日程第5「会期延長の件」を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日までと議決されておりますが、この後の議事の都合により10月7日までの15日間延長したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
45 ◯
議長(林田直記君)[ 208頁]
異議ありませんので、10月7日まで会期を延長することに決定いたしました。
次に、日程第6「
議案第49号から
議案第57号」までの
議案9件を
一括議題とし、
提案理由の説明を求めます。
まず、
議案第49号。
46 ◯企画財務部長(岩本 広君)[ 208頁]
議案第49号「
令和3年度諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」御説明いたします。
本案は、
地方自治法第233条第3項の規定に基づき、別冊で配付いたしておりますとおり、監査
委員の審査
意見をつけまして議会の認定に付するものでございます。
それでは、お手元に配付いたしております別冊の主要施策の成果説明書によりまして、
令和3年度歳入歳出決算の概要を御説明いたします。
1ページをお開きください。
令和3年度の国の予算と
地方財政対策及び本市の予算の要点を記載しております。
次に、2ページを御覧ください。
決算の概況でございます。一般会計では、歳入が760億8,452万円、歳出が738億3,429万円、歳入歳出差引額は22億5,023万円となっており、このうち繰越事業に伴い、翌年度へ繰り越すべき財源6億8,586万円を差し引いた実質収支額は15億6,437万円の黒字決算となっております。
歳入につきましては、前年度が
新型コロナウイルス感染症対策関連で特別定額給付金給付事業を実施しており、その財源である国庫支出金の減などによりまして、前年度と比較して130億3,227万円、率にいたしまして14.6%の減となっております。
また、歳出につきましても、前年度の特別定額給付金給付事業に伴う補助費等の減などによりまして、前年度と比較して134億9,049万円、率にいたしまして15.4%の減となっております。
なお、基金残高につきましては、前年度比8.1%増の241億5,881万円、また、市債残高は、前年度比4.7%減の507億5,051万円となっております。
次に、重点的な施策の成果を総合計画の基本目標ごとに記載しておりますが、これは21ページ以降の主な事業の概要と併せて後ほど御参照いただきたいと存じます。
次に、5ページをお開きください。
一般会計の決算収支額と翌年度へ繰り越すべき財源の事業ごとの額を記載しております。
6ページには、5カ年分の決算額の推移を記載しております。
次に、7ページをお開きください。
歳入を自主財源と依存財源に区分し、款別に比較したものでございます。
まず、自主財源が全体に占める比率でございますが、前年度の比率を2.4ポイント上回る35.6%となっております。この主な要因といたしましては、前年度に実施した特別定額給付金給付事業の財源である国庫支出金が大幅に減少したため、自主財源の比率が相対的に増加したことによるものでございます。
次に、款別の主な内容を御説明いたします。
まず、市税につきましては、法人市民税や固定資産税の増などによりまして、前年度から5億5,034万8,000円、率にいたしまして3.3%の増となる173億2,278万1,000円となったところでございます。
なお、市税歳入決算額の推移を90ページに記載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。
次に、繰入金につきましては、
諫早駅周辺整備事業等に伴う基金繰入金の減などによりまして、前年度決算から26億6,166万8,000円、率にいたしまして45.9%の減となっております。
次に、国庫支出金につきましては、先ほど申し上げましたとおり、補助金の減などにより前年度から106億4,663万6,000円、率にいたしまして37.2%の減となっております。そのほかの増減等につきましては、記載のとおりでございます。
次に、8ページでございます。
歳出の決算状況につきまして、款別に記載したものでございます。この中で9款商工振興費が前年度から150億352万6,000円、率にいたしまして73%の減となっておりますが、前年度の特別定額給付金給付事業の減によるものでございます。そのほかの増減等につきましては、記載のとおりでございます。
次に、9ページをお開きください。
歳出の性質別決算状況でございます。まず、区分欄の1、義務的経費のうち扶助費につきましては、子育て世帯への臨時特別給付金支給事業の増などによりまして、前年度から31億6,181万2,000円、率にいたしまして18%の増となっております。
2、投資的経費のうち、普通建設事業費につきましては、
諫早駅周辺整備事業や南諫早産業団地整備事業の減などによりまして、前年度から28億2,864万6,000円、率にいたしまして29.7%の減となっております。
5、補助費等につきましては、特別定額給付金給付事業の減などによりまして、前年度から139億4,826万円、率にいたしまして57.7%の減となっております。そのほかの増減等につきましては、記載のとおりでございます。
次に、21ページをお開きください。
4、基本目標ごとの主な事業の概要でございます。このページから76ページまでは本市の総合計画の政策体系に沿って、
令和3年度決算に係る主な事務事業の内容を掲載したものでございます。
なお、77ページから84ページまでは、新型コロナウイルス感染症及び緊急経済対策事業について掲載しております。
また、87ページ以降には、財政指標、市債、基金などに関する資料をまとめております。
以上、主要施策の成果説明書による決算概要でございます。
続きまして、別冊で配付しております
令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率
報告書につきまして御
報告いたします。
1ページをお開きください。
記載のとおり、実質赤字比率ほか全ての比率がそれぞれの基準値内に収まっており、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査
委員の審査
意見をつけまして御
報告するものでございます。
令和3年度歳入歳出決算の概要につきましては、以上のとおりでございます。今後とも健全で持続可能な財政運営に努めてまいりたいと存じます。
以上で、
議案第49号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
47 ◯
議長(林田直記君)[ 209頁]
次に、
議案第50号から
議案第52号までにつきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
48 ◯健康保険部長(村川美詠君)[ 209頁]
議案第50号「
令和3年度諫早市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明いたします。
別冊資料、主要施策の成果説明書の11ページを御覧ください。
国民健康保険事業の歳入決算額は169億3,371万9,342円、歳出決算額は168億9,967万9,433円、歳入歳出差引額は3,403万9,909円でございます。
まず、歳入の主なものについて御説明いたします。
国民健康保険料は30億429万3,000円で、前年度に対し2億1,779万5,000円の減となっております。これは、被保険者数の減及び保険料率の改定に伴うものでございます。
県支出金は124億4,004万1,000円で、前年度に対し7,056万4,000円の減となっております。これは、保険給付に要する費用を県が全額交付するもので、その減によるものでございます。
繰入金は13億5,737万4,000円で、前年度に対し6,891万3,000円の減となっております。これは、保険基盤安定負担金などの減によるものでございます。
次に、歳出でございます。
保険給付費は120億4,824万8,000円で、前年度に対し2,391万2,000円の減となっております。これは、高額療養費などの減によるものでございます。
国民健康保険事業費納付金は43億1,331万5,000円で、前年度に対し1億4,405万7,000円の減となっております。
以上で、
議案第50号の説明を終わります。
続きまして、
議案第51号「
令和3年度諫早市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明いたします。
これにつきましても、別冊資料、主要施策の成果説明書で御説明いたします。
14ページを御覧ください。
後期高齢者医療の歳入決算額は18億5,769万6,200円、歳出決算額は17億7,110万7,405円、歳入歳出差引額は8,658万8,795円となっております。
まず、歳入の主なものについて御説明いたします。
保険料は、総額で13億985万1,000円となっており、年金から徴収する特別徴収が8億4,829万4,000円、普通徴収が4億6,155万7,000円となっております。
前年度に対し、総額で300万3,000円の増となっておりますが、これは
令和3年度の被保険者数の増加に伴うものでございます。
繰入金は4億5,722万1,000円で、前年度に対し690万1,000円の増となっており、広域連合事務費などの増によるものでございます。
次に、歳出の主なものでございますが、広域連合納付金17億4,351万2,000円で、前年度に対し1,930万9,000円の増となっております。これは、市が徴収した保険料を広域連合へ納付する保険料納付金の増によるものでございます。
以上で、
議案第51号の説明を終わります。
次に、
議案第52号「
令和3年度諫早市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明いたします。
同じく、主要施策の成果説明書の16ページを御覧ください。
まず、保険事業勘定でございます。歳入決算額は136億1,103万3,781円、歳出決算額は130億6,849万5,296円で、歳入歳出差引額は5億4,253万8,485円となっております。
歳入の主なものでございますが、保険料は27億3,312万円で、前年度に対して2,480万円の増となっております。国庫支出金は28億8,582万5,000円で、前年度に対して5,514万3,000円の増、支払基金交付金は31億70万3,000円で、前年度に対して9,565万4,000円の増、県支出金は16億6,268万3,000円で、前年度に対して4,887万4,000円の増、繰入金は19億2,094万7,000円で、前年度に対して5,806万4,000円の増と、いずれも増収となっておりますが、これらは保険給付費の増に対するそれぞれの
負担割合に従って増となったものでございます。
繰越金は12億9,492万4,000円で、
令和2年度の決算収支額が前年度に比べ増加した影響により、前年度に対して3億2,431万6,000円の増となっております。
次に、歳出でございますが、保険給付費は111億5,260万7,000円で、高齢化の進展などにより前年度に対して3億6,808万2,000円の増となっております。
また、地域支援事業費は6億1,296万4,000円で、前年度に対して2,798万円の減となっております。
基金積立金は9億7,087万3,000円で、事業計画期間の初年度に生じる保険料の剰余金等につきまして基金に積み立てたことにより、前年度に対して9億7,057万2,000円の増となっております。
続きまして、主要施策の成果説明書の18ページを御覧ください。
サービス事業勘定でございます。この勘定は、本市直営の中央部地域包括支援センターが行う介護予防ケアマネジメント業務に係る収入及び支出でございます。
歳入決算額は介護予防サービス計画費、繰越金及び諸収入で4,957万5,485円、歳出決算額は介護予防支援事業費及び諸支出金の709万9,208円で、歳入歳出差引額は4,247万6,277円となっております。
以上で、
議案第50号から
議案第52号までの説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
49 ◯
議長(林田直記君)[ 211頁]
次に、
議案第53号及び
議案第54号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
50 ◯地域政策部長(田川浩史君)[ 211頁]
議案第53号「
令和3年度諫早市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明いたします。
主要施策の成果説明書の19ページを御覧ください。
諫早市高城駐車場は、昭和48年10月に市営駐車場として開設し、平成9年2月から立体駐車場として供用を開始したものでございます。
本事業の決算額は、歳入歳出ともに3,065万5,640円で、歳入歳出差引額はゼロ円となっております。
歳入でございますが、事業収入3,011万円は、普通駐車及び定期駐車に係る料金収入でございます。前年度と比較しますと119万3,000円の減となっておりますが、主な要因はコロナ禍により前年度に引き続き利用台数が減少したことに伴う駐車場使用料の減によるものでございます。諸収入54万6,000円は、消費税及び地方消費税の還付金でございます。
次に、歳出でございますが、駐車場事業費3,065万6,000円は駐車場等維持管理費負担金や料金徴収業務の委託料、照明器具取替修繕工事の設計業務委託料及び一般会計繰出金などでございます。
以上で、
議案第53号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、
議案第54号「
令和3年度諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明いたします。
主要施策の成果説明書の20ページを御覧ください。
諫早南墓園は、昭和56年度に栗面町に設置し、希望者に使用権の分譲を行い、維持管理を行っているものでございます。
本事業会計の歳入決算額は6,440万9,414円、歳出決算額は1,160万1,539円で、歳入歳出差引額は5,280万7,875円となっております。
歳入でございますが、事業収入2,231万1,000円は、永代使用料、管理料及び手数料に係る収入でございます。前年度と比較しますと398万2,000円の増となっておりますが、主な要因は新規分譲数の増によるものでございます。繰越金4,203万5,000円は、前年度からの繰越金でございます。
次に、歳出でございますが、墓園事業費1,160万2,000円は、墓園の管理業務に係る委託料や維持管理に係る経費でございます。
前年度と比較しますと78万4,000円の増となっておりますが、主な要因は管理業務に係る委託料の増によるものでございます。
以上、簡単ではございますが、
議案第53号及び
議案第54号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
51 ◯
議長(林田直記君)[ 211頁]
次に、
議案第55号から
議案第57号までにつきましては、同一説明者でありますので一括して説明を求めます。
52 ◯上下水道局長(矢竹秀孝君)[ 211頁]
議案第55号から
議案第57号までについて御説明申し上げます。
この3
議案は、水道事業会計、工業用水道事業会計及び下水道事業会計の
令和3年度決算について、地方公営企業法第30条第4項の規定により、諫早市監査
委員の審査
意見をつけて議会の認定に付するものでございます。
まず、
議案第55号「
令和3年度諫早市水道事業会計決算の認定について」でございます。
恐れ入りますが、初めに決算書14ページの事業
報告書をお開きください。
総括事項のイ、業務の状況でございますが、
令和3年度末の給水戸数は6万508戸で、前年度より618戸の増、年間給水量は1,441万3,637トンで前年度より9万9,434トンの増となり、有収率は87.3%となっております。
次に、ロ、経理の状況でございますが、こちらは税抜きでございます。収益的収支は、水道事業収益が26億1,199万7,287円で、前年度より5,247万6,135円の増、水道事業費は23億7,066万6,650円で前年度より4,910万5,633円の増となっており、2億4,133万637円の純利益が生じております。
次に、最初に戻りますが、決算書の1、2ページをお開きください。
水道事業決算
報告書でございます。こちらは税込みでございます。
まず(1)収益的収入及び支出について御説明申し上げます。
収入でございますが、第1款水道事業収益は、決算額28億6,972万28円で、予算額に対し5,869万4,028円の増となっております。これは、給水収益の増が主なものでございます。
次に、支出でございますが、第1款水道事業費は決算額24億5,217万9,952円で、不用額は2億2,180万2,048円となっております。
不用額の主なものは、動力費、委託料などの執行残でございます。
次に、3、4ページをお開きください。
(2)資本的収入及び支出でございます。
まず、収入でございますが、第1款資本的収入は決算額15億3,729万7,885円で、予算額に対し4億9,249万5,615円の減となっております。これは、建設改良費の減に伴う企業債及び工事負担金の減などによるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款資本的支出は、決算額34億790万1,246円で、翌年度への繰越額を差し引いた不用額は3億2,472万4,754円となっております。
不用額の主なものは、建設改良費でございますが、これは、他事業関連工事に伴う水道管の移設工事の減と工事費及び委託料の入札執行残でございます。
なお、資本的収入が資本的支出に不足する額18億7,060万3,361円につきましては、一番下の欄外に記載しておりますとおり補填財源で補填しております。
次に、5、6ページをお開きください。
損益計算書でございます。
令和3年度の純利益は2億4,133万637円でございまして、当年度の未処分利益剰余金となっております。
次に、9、10ページをお開きください。
貸借対照表でございます。まず、9ページの資産の部でございますが、資産合計は372億1,228万7,880円となっております。
次に、10ページの負債の部でございますが、負債合計は151億3,837万1,515円、資本の部でございますが、資本合計は220億7,391万6,365円で、負債と資本の合計372億1,228万7,880円は、資産の合計と一致しております。
事業
報告書の残りの部分と補足明細書につきましては、説明を省略させていただきます。
続きまして、
議案第56号「
令和3年度諫早市工業用水道事業会計決算の認定について」御説明申し上げます。
初めに、決算書14ページの事業
報告書をお開きください。
総括事項のイ、業務の状況でございますが、
令和3年度当初は6事業所に対し1日1万2,800トンの契約水量に基づき給水を行っておりましたが、6月に1日1,000トンの増加がありましたので、1日1万3,800トンの契約水量に基づき給水を行いました。
次に、ロ、経理の状況でございますが、こちらは税抜きでございます。
収益的収支は、工業用水道事業収益が3億8,929万9,007円で、前年度より1,005万4,565円の増、工業用水道事業費は2億7,446万9,107円で、前年度より77万9,378円の減となっており、1億1,482万9,900円の純利益が生じております。
次に、最初に戻ります。決算書の1、2ページをお開きください。
工業用水道事業決算
報告書でございます。こちらは税込みでございます。
まず(1)収益的収入及び支出について御説明申し上げます。
収入でございますが、第1款工業用水道事業収益は、決算額4億2,364万1,085円で、予算額に対し1,471万8,085円の増となっております。これは使用水量の増によるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款工業用水道事業費は、決算額2億8,399万699円で、不用額は5,076万301円となっております。不用額の主なものは、動力費、委託料などの執行残でございます。
次に、3、4ページをお開きください。
(2)資本的収入及び支出でございます。
収入でございますが、第1款資本的収入は、決算額6億7,166万5,000円で、予算額に対し3億1,216万2,000円の減となっております。これは、建設改良費の減に伴う企業債及び一般会計補助金の減などによるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款資本的支出は、決算額8億5,288万8,584円で、翌年度への繰越額を差し引いた不用額は1億1,888万7,416円となっております。
不用額の主なものは、工事費及び委託料の執行残などによるものでございます。
なお、資本的収入が資本的支出に不足する額1億8,122万3,584円につきましては、一番下の欄外に記載しておりますとおり、補填財源で補填しております。
次に、6ページをお開きください。
損益計算書でございます。
令和3年度の純利益は1億1,482万9,900円でございまして、当年度の未処分利益剰余金となっております。
次に、9、10ページをお開きください。
貸借対照表でございます。
まず、9ページの資産の部でございますが、資産合計は43億5,534万2,158円となっております。
次に、10ページの負債の部でございますが、負債合計は30億4,657万1,751円、資本の部でございますが、資本合計は13億877万407円で、負債と資本の合計43億5,534万2,158円は、資産の合計と一致しております。事業
報告書の残りの部分と補足明細書につきましては説明を省略させていただきます。
続きまして、
議案第57号「
令和3年度諫早市下水道事業会計決算の認定について」御説明申し上げます。
初めに、決算書14ページの事業
報告書をお開きください。
総括事項のイ、業務の状況でございますが、
令和3年度末の接続戸数は4万3,394戸で前年度より1,230戸増加し、年間総処理水量は1,438万4,906トンで、前年度より75万8,557トンの増となり、有収率は95.0%でございます。
次に、ロ、経理の状況でございますが、こちらは税抜きでございます。
収益的収支は、下水道事業収益が50億2,304万8,873円で、前年度より1億2,180万5,206円の増、下水道事業費は42億5,231万7,943円で、前年度より5,228万3,918円の減となっており、7億7,073万930円の純利益が生じております。
次に、最初に戻りますが、決算書の1、2ページをお開きください。
下水道事業決算
報告書でございます。こちらは、税込みでございます。
まず(1)収益的収入及び支出について御説明申し上げます。
収入でございますが、第1款下水道事業収益は、決算額52億6,103万9,273円で、予算額に対し1億820万2,273円の増となっております。これは、下水道使用料の増が主なものでございます。
次に、支出でございますが、第1款下水道事業費は決算額44億1,057万174円で、不用額は4億7,205万3,826円となっております。不用額の主なものは、委託料、修繕費の入札執行残でございます。
次に、3、4ページをお開きください。
(2)資本的収入及び支出でございます。
まず、収入でございますが、第1款資本的収入は、決算額22億4,188万8,310円で、予算額に対し18億7,648万280円の減となっております。これは建設改良費の減に伴う企業債及び国県補助金の減などによるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款資本的支出は、決算額41億5,366万9,441円で、翌年度への繰越額を差し引いた不用額は8億2,129万975円となっております。
不用額の主なものは、建設改良費でございますが、大村湾南部流域下水道事業の工事費に係る地元負担金の減などによるものでございます。
なお、資本的収入が資本的支出に不足する額19億1,178万1,131円につきましては、一番下の欄外に記載しておりますとおり補填財源で補填しております。
次に、5、6ページをお開きください。
損益計算書でございます。
令和3年度の純利益は7億7,073万930円でございまして、当年度の未処分利益剰余金となっております。
次に、9、10ページをお開きください。
貸借対照表でございます。
まず、9ページの資産の部でございますが、資産合計は749億2,124万2,838円となっております。
次に、10ページの負債の部でございますが、負債合計は639億429万9,257円、資本の部でございますが、資本合計は110億1,694万3,581円で、負債と資本の合計749億2,124万2,838円は資産の合計と一致しております。
事業
報告書の残りの部分と補足明細書につきましては、説明を省略させていただきます。
以上で、
議案第55号から
議案第57号までの説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
53 ◯
議長(林田直記君)[ 214頁]
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
次の本
会議は、9月27日定刻から開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
午前11時55分 散会
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